日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 2 (HJ文庫)手島史詞

今度はザガンの敵あふれる状況ながら、嫁(嫁じゃない)とラブイチャこく2巻。
突如ザガンとネフィの愛の巣たる城に奇襲をかけてきたのは全身鎧の魔術師。しかしその正体は子竜だった。ネフィが心配するからという理由で子竜をしばらく城に置くことにしたザガン。ネフィとザガンと子竜で擬似親子のような関係でイチャイチャし始める。
そして教会側ではザガンに味方する聖乙女シャスティルが聖剣を剥奪され、彼女を罰するためにラーファエルなる男が現れる。
今度は疑似家族しつつのラブイチャラブコメ

相変わらず面白かった。
無表情子竜のフォル含めた三人(?)で擬似家族をしているザガンたちが可愛い。というかザガンもネフィも家族というものをちゃんと知らないから辿々しいのがたまらない。読んでいてあまりの甘さにこっちまで苦笑いになるところだった。
最初はぶん殴られたこともありザガンのことを怖がってたフォルも、次第になついてくっついてくるようになるのが子供っぽくてたまらなく可愛い。

戦闘中は圧倒的戦力となるシャスティル、前巻の後半でも見せたけれども彼女が日常だと完全ポンコツっぷりを晒してくるのが可愛い~!
もしかして、ともつけなくてもいいぐらいに本人気付いているか気付いてないかわからないがザガンに対してなんとなくほんのり恋心じみたものを持っているけれど、物語的に正ヒロインはどうやったってネフィなんだろうな。シャスティルもそれがわかっているだろうし、彼女の不器用なぐらいの真っ直ぐさを考えるとなんだか可哀想にもなってしまう。
シャスティルが聖騎士だとわかってからのフォルの態度! 竜の力は使ってはいけないということで、彼女が泣きわめくものを的確に選んでいるところが最高だった。

ザガンの復讐について語るところ、あまりに本人の思い出がこもりすぎていて、他キャラ全員ドン引きしているところも含めて笑ってしまった。

結局1巻と同じく最も身近にいた人が最も敵だった、という流れだったわけだけれども、前巻の敵であるバルバロスがこう……いろんな意味でいいキャラというか可愛そうなキャラというかすぎて最高だったので、そのあたりあまり感じることはなかった。
ラーファエルはある意味完全にもうひとりのザガンだな。顔が怖くて言ってることがツンデレ極まりなく間違えた感想を持つような内容のせいで本人の親切含めて全部勘違いされるところが。そういった意味ではザガンの良き理解者になってくれそうな気がする。なっていいのか?