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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

姫さま、世界滅ぶからごはん食べ行きますよ!2 (MF文庫J)おかざき登

★★★★☆ 読書 読書-ライトノベル

ロフィーナとヴヴ、そして津留美とローズも押しかけてきて、一気に賑やかになった飛露騎の日常。騒がしくも心地よい日々を過ごす彼らは、今日も碧の鶴の一声で、世界の滅亡を無視して「おいしいごはん」を食べに行くのだった。クリスマスに年越し、そしてお正月と、次々に訪れる「おいしいごはん」チャンス。けれどもその裏で、紅緒は飛露騎との関係に悩み、ロフィーナとヴヴの仲にも変化の兆しが見え始め…?ほっこり100%でお届けする、とても美味しく心温かな最後の晩餐。恋と友情(?)のクリスマス&お正月の豪華なごはんでお届けする第2巻、はじまります!

 前の巻はこちら。
morelovelike.hateblo.jp

 飯テロラノベ第二弾。はっきり作者も飯テロラノベって書いてるからもう飯テロラノベでいいよね!
 飯テロ系ラノベは大好きなんだけどとても大きな問題があって、自分の食生活がこんな良いもの食ってねえし行動範囲内にこんなうまい食い物出してくれる店が無いので腹が減るばかりで旨いものに対する欲求が膨らむばかりだった。ほんとこれ、地味に辛い。お酒を飲まない人でも居酒屋は昼にランチやってることもあるから行ってみよう! ってあるけれども、好きだった個人経営の居酒屋が潰れてしまったのだ……。

 今回もまた、悲しい気持ちになるとどういうわけか世界を滅ぼしちゃうお姫様と、幸せな気分になるために美味しいものを食べましょう! という基本スタンスは変わらない内容。世界滅ぶとかどうでもいいから、とにかく酒のんで美味しいもの食べよ! という基本スタンスも全く変わらない模様。
 前の巻の時も書いたけど、日本人以外の人に日本の食べ物美味しいよー! って言ってもらえるのってなんだか嬉しい。しかも今回の巻ではわたしの大好きな焼鳥がその対象になっているのでなおさら嬉しい。ロフィーナ姫、マグロの大トロや脳みそが好きな当たりでなんとなく察してたけど、脂がたっぷり乗ったものが大好きだよなあ。姫が喜色満面でぼんじり食べて嬉しげにしているシーンは読んでて楽しい。
 飯テロばかりではなく酒テロもあるのがこの小説の良いところ。主人公らは高校生だけど年長組が美味しいお酒も飲んでくれるので、この食べ物にはこれが合うっていうのもわかって楽しい。ロフィーナ姫が日本の食べ物に慣れていくのと同じように、従者のヴヴもどんどんこの世界のお酒を嗜むようになっていくのがとても良い。この食べ物にはお酒が合う……! みたいなことを平気で言っちゃうの可愛いすぎでしょ。

 もちろん食べ物ばかりじゃなくて、話のほうも面白かった。
 一応どう動くか気になってる姫と紅緒とヒロの三角関係、どちらにも軍配はあがらないままゆるゆると続いていくみたいで良い感じ。三角関係だけどライバルである女子同士が仲が良いタイプが好きなので読んでてすごく楽しい。姫がヒロと一緒にいることに嫉妬はしちゃうけど、でも姫が何かあるとすぐ手助けしちゃう紅緒の優しさが読んでて嫌味が無くて可愛い。
 そして、三角関係をにやにやと楽しげに見ている大人たちが良いなあw 子どもたちの青い恋未満を酒の肴にして楽しげに見ているあたりが良いなあと思ってしまうw 楽しい。

 BWのほうにはどうやら【完結】の文字があるのだけれど、続ききっとあるよね? こんなにおもしろいんだし、美味しそうなんだし。
 とりあえずクリームチーズに鰹節乗っけて食べてみたい。表紙は可愛くゼリービーンズだのなんだの飛び散ってるけど、実際作中に出て来るのはゼリービーンズじゃなくてネギトロ丼だのマグロの皮だの焼き鳥だのハンバーガーだの全然可愛らしさはない(そしてわたしがめっちゃ好き)なのばっかりだ。

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