日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

デスニードラウンド ラウンド1 (オーバーラップ文庫)アサウラ

多額の借金を背負う女子高生のユリは返済のために銃を持ち、己の命をリスクに晒す…そんな危険な傭兵稼業に手を出した。彼女は合法・非合法を問わず危険な仕事を請け負う「死に損ない」ばかりの松倉チームで仕事を始めるが、なぜか連れて行かれたのは都内のバーガーショップ。「こ、これ、ヤバくないですか!?超ヤバイですよね!?」ユリの初仕事は、なんとバーガーショップのマスコットキャラクターを襲撃することだった…!不可思議な仕事依頼を切っ掛けに、銃弾と血と笑い声が飛び交う常軌を逸した夜が始まる―ユリは未来を切り開くために戦い抜けるのか!?『ベン・トー』のアサウラが描く衝撃の新シリーズ。

 女主人公、銃、アクション。
 借金を背負った女子高生が、保険をかけられた上で、死ねば保険金、生き残れは賞金の傭兵稼業に手を出して、どう見てもマク○ナル○の○ナル○似のマスコットキャラクターを襲撃する話。

 やべえ。すでにあらすじからしてやべえ。
 あとがきでもある通り、昨今のラノベはアニメ化を狙ってみたりするものなのに、そんなものハナから興味ねえみたいな設定。もうやばい。しかもあとがきにもある通り、女主人公、平均年齢30歳、おっさん過多とまあ売れ筋全部取っ払ってる。逆にすごい。これで出そうと思ったOL文庫がすごい。きっと創刊ラインナップに何か有名所の作家を入れたかったんだろうと思える凄さ。

 社会風刺に近くもあるのだが、そこまで現代に寄って無いのが良い。リアルなファンタジー。現代日本っぽい場所だけど銃は普通に使うし、ロナウドマジックなる超魔法でアフロにピエロのマスコットは戦ってくる。しかし、銃弾撃てば人は普通に死にかける。ギリギリのラインのリアル。マクドナルドとしか思えない某企業を片付けようとするのが、日本のバーガー企業というのがなんかこうクるものがある。確かにハンバーガー=マックみたいな印象はついてる。フィッシュネスバーガーとか近所に見たこと無い。
 とかまあ、そういう部分もあるけれど、基本的には女子高生が銃ぶっ放して、ずたぼろになりながら化物みたいなやつをぶっ倒すという話で問題ないと思う。背景部分がやばさしかないけど。

 終盤ぎりぎり、本当にぎりぎりまで、ロナウド倒せるの? 大丈夫? と不安になる感じが読んでて本当にやばかった。残り数十ページとなれば敵を片付け終え大団円に向かって物語を回す物だという固定観念で読んでいたので、どんどん少なくなるページ、まだ迫ってくるロナウド、ページはもうねえ、ええまってこれ大丈夫? 大丈夫? と読みながら本気で不安になった。

 この作者さんの、相変わらず飯の描写がむちゃくちゃうまそう。ただの野菜炒めのはずなのにすっごいうまそうで読んでて腹が減ってくる。それは生ポアニキでも散々わかってたことなんだけど。やっぱりこれうまそう。今度鶏皮もやしキャベツやってみよう。銃の描写もめっちゃ詳しかった。銃は全然わからないので半ば流し読みだけど、なんかかっけーってことはすごくよくわかった。

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