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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

にせもの公主の後宮事情シリーズ (一迅社文庫アイリス)雨川 恵

★★★☆☆ 読書 読書-ライトノベル

Kindle unlimited対象商品(2016/08/12現在)。
事情により公主となっているが実際は王の血はひいていない少女が、王の息子であるお義兄様(血のつながりはない)とくっつくまでのお話。

KUに一迅社文庫アイリスも入ってる~ということで、シリーズ物で前まえから気になってたにせもの公主シリーズを読んでみた。
KU、少年レーベルはそこそこある気がするけど少女向けはちょっと少ないな。というか少年向けレーベルはガガガ文庫が100冊以上いれてるから多く見えるだけなのかもしれないけれど。ガガガの姉妹レーベルなルルル文庫も入ってくれたら嬉しいんだけどな。でも少女向けレーベルは単巻のものも多いし、ガガガみたいに単巻無料にしたらちょっと大変なことになってしまうか。

というかKU、始まって1週間が経って見てみたら、前は入ってたけど今は外されているというものがいくつかあったのだけれども。HTML5+CSS3の教科書的な本を2冊ほどリストにいれていたのだけれど、今見たら読み放題から外れていた。
これはちょっと開始1ヶ月無料の期間の間にある程度見極めが必要なのかな。でもガガガ文庫が入ってて読み終わってないうちはやめない気もする。本当にガガガ文庫が強すぎんよ……。

全体的な感想としては、徐々にどんどんおもしろくなっていくシリーズだった。1巻のうちは本当に面白くないと思ったけれど、3巻はすごく良かった。1巻が駄目でもできれば3巻まで読んで欲しいなーと思うシリーズ。

国主の寵妃を母にもつ淑蓉は、新米宮女として奮闘中。「なりそこない公主」と揶揄されながらも、兄のように慕う王子・天黎に支えられ、慎ましい生活を送っていた。ところが、そんな彼女のもとに、失敗の許されない縁談が舞い込んだ!汚名返上とばかりに受け入れる決意をするけれど、天黎が大激怒!「絶対に―許すものか」と態度が激変して…!?『愛』に変貌はつきものです?爽やか王子(ときどき野獣)×純情宮女の中華風ラブ!

中途半端な立ち位置で、何をやってもうまくいかない主人公に唯一優しく接してくれるのが、兄のように慕う第二王子。しかし実は優しく接しているのはただの演技で、主人公に好意を持ってもらいたいがための猫かぶりだった。
というのは良いのだけれど、主人公が何やら流されすぎで、読んでてちょっと退屈だった。主人公の良いほうに良いほうにとお兄様が動いてくれるので、あんまり話として面白くない。主人公はずっとおどおどしているシーンのほうが多いくてなんとも。
あんまり二人の関係性が萌えなかったのもあるかも。監禁のあたりも、お前どうよ……と思ってしまって駄目だった。
むしろ主人公カップルよりも、母親と陛下の友人関係が良い話だった。

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新米宮女の淑蓉は、兄のように慕う王子・天黎と婚約中。婚礼に向けて準備を進めると同時に、祝いに訪れる人々と対面するのに大忙し。それでも天黎と過ごせれば幸せと思っていたのに、そんな彼が隠し事をしている様子!!どうやら贈り物を持参した豪商・陶家が原因だと気づいた淑蓉は、天黎に内緒で陶家を訪ねる。そこで、天黎の秘密を知ってしまい!?『信頼』するにはすれ違うのも秘策です?人気急上昇中の中華風ラブ、待望の第2弾!!

今度は、主人公の「兄」である天黎ではなく、天黎の「兄」である太子との物語。自分が守られるばかりじゃなくもっと守りたいと思って少しずつ主人公も動き出したは良いものの、やっぱり主人公に都合が良い+何かあってもどうせ天黎がなんとかしてくれるんだろう? と思ってしまってあまりおもしろくなかった。
今回の見どころ的なキャラは天黎の兄である太子。とても冷静、国のために生きる人であり、自らのことも国に対して駄目っぽそうだったらさっさとこの座からおろしてくれというような、本当に国を考えている人ですごくカッコ良かった。物分かりも良いし、そのくせ主人公にお義兄様と呼ばせようとする茶目っ気もあるしですごく好き。

第2王子・天黎と結婚し正式に親王妃となった淑蓉は、苦手な奥様修業に挑戦中。そんな中、弘瑜の幼なじみ・名蓮と太子士傑の妃候補の姫フィエリアを、わけあって屋敷に迎えることに。恋愛相談にのったり、何者かに狙われる姫を守ったり(!?)と奮闘する淑蓉だけど、最も厄介な相手は夫の天黎!独占欲を隠さない天黎と大ゲンカになり、家出するけれど!?『幸せ』の定義って何ですか?糖度増量、大人気中華風ラブ第3弾登場!!

これはなんというあらすじ詐欺(あらすじ今見た)。
今度は他国からお姫様の来る話。この巻は主人公が自力で頑張るシーンが多くてすごく良かった。現在主人公らの住む屋敷にいる主人公友人と他国お姫様の仲が悪いのでなんとか取り持とうとしたり、二人のあいだで板挟みになりつつも奮闘したり、主人公が頑張っている感じが良かった。
今までの主人公はたいてい天黎にうまくやってもらってばかりで最後の最後はあまり頑張りきってない感じがしたのだけれど、他国お姫様の言葉がわかるのが主人公だけのため、主人公が一人で頑張らねばならず、そのために奮闘しているのが良かった。頑張る女の子は可愛い。
そして、この巻で太子のほうもなんとかうまくいってよかったー。言うことのきつい人で話がなかなか大変かもしれないけれどもこちらのカップルもがんばってくださいと思うばかり。

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