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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)平坂 読

伊月の担当編集である土岐健次郎(趣味:風俗通い)の推薦でGF文庫編集部でアルバイトすることになった白川京だったが、彼女を待ち受けていたのはバイトの領域を超えた恐るべき労働の日々だった。伊月や那由多といった問題児作家からの原稿回収、蚕のマンガのモデル(全裸)、那由多の取材(全裸)、連日の飲み会、作家や編集者からの無茶振り……。労働基準法なにそれおいしいの? 社会の厳しさを知り大人の階段を登る京(全裸)に、恋愛方面でも変化が……!?

出版業界、ラノベ、恋愛、青春。 ぐだぐだのびのび続く妹馬鹿とその友人たちのラブコメ

今回も面白かったー。毎度のことながらぐだぐだ話を進めているようでいて、毎回ぐいっと恋愛方面で掴んでくるの面白いよなー。しかし、毎回「何故ここを飛ばす!?」というシーンが有る気がする。

たとえば今回伊月が千尋に誕生日プレゼントあげるけど何がいい? と訊くシーンがある。千尋は欲しいものと言われても伊月の家に必要なものばかりあげていくのだけれども、結局なんだかんだで渡すものが決まる。……決まったところで話が終わって、実際あげるシーンはない。妄想しろということなのかな。 大好きな兄からもらったら絶対千尋は喜ぶと思うのだけれど、その実際渡すシーンはなしで、何がいい? と訊かれてウキウキしてる千尋だけ、というのはなんかすごく勿体無い感じあった。

あらすじに「労働基準法なにそれ美味しいの?」とあるけれど、近い時期に読んだどうでもいい世界なんてがマジでブラック、労働基準法なにそれ美味しいの? すぎる話だったおかげで、そこまでやばい環境ではないのでは? と思えた。だいたいは那由多たち友人とのじゃれあいっぽいシーンのほうが多かったし。 実際アニメに関しての作家などの会議でバイトがこんな発言したら一瞬で首が吹っ飛ぶと思う。友人だから許された、またそれで伊月が怒らずやる気を出したから許された所業だと思う。 というか、京は毎回微妙に一人立ち位置が幼い気がするんだよな。那由多ももちろんやってることは幼いんだけど、京だけ立ち位置が変えられてる。これは伊月友人組で彼女だけ一般人なことから来るとは思うんだけど。

今回の巻の一部目玉とも言えるのが、春斗から続く伊月のアニメ化話。春斗はあれやこれやで大爆死。からの伊月。伊月は春斗の爆死を見ていて、なおかつ自分が穴埋め要員だと知っててどうするのかなと思ってたけれど、京の一言でこんなに熱くなるとは思わなかった。 でも、このあたりのアニメ化話見てると、今各所のラノベ原作アニメを見てあーー……と無駄なことを考えてしまう。今見てるラノベアニメはクオリディアコードなんだけど、あれも作画たまに死ぬよな……たまにかな……たまにではないな……。でもあれは原作者が脚本に入ってるからどうなんだろう。レーベル越えプロジェクトでもあるし、穴埋めとかではないとは思うんだけどうーん。脚本あがるのが遅いとか……?

恋愛云々、絶対あらすじ詐欺だろと思ったのに、まさかの進展があって驚いた。うまいこと片付きそうでほっとしている。告白された時の伊月の回答が最高過ぎて、なんかもう。これで伊月友人メンバーは全員が全員、誰の感情がどこに向いているかはわかったっていうことになるのかな。千尋はぷりけつ相手なのかなーと思うけれどもそもそも遭遇もしていなかった。

ぐだっと続いているようでいて地味に進んでいるので、続きが楽しみ。

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