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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

異世界とわたし、どっちが好きなの? (MF文庫J)暁雪

★★★☆☆ 読書 読書-ライトノベル

異世界とわたし、どっちが好きなの? (MF文庫J)

ブコメ、現代。
なんだかもう恥ずかしくなるぐらいのベッタベタなラブコメ

異世界モノ好きの主人公がある日本屋で出会ったのは、高嶺の花的存在のヒロイン。彼女も実は異世界ラノベが大好きだった。二人して異世界ラノベを語った直後、二人は女神様によって異世界へと飛ばされかける。しかし善行ポイントを貯めていなかった二人は、試練をクリアしないと異世界には行けないと言われる。出された試験は「クラスメイトと3分喋る」というようなコミュニケーションモノから「文化祭を成功させる」などまで。果たして二人は無事クリアして、目的の異世界へと行けるのか? という感じのお話。

べったべただった。恥ずかしくなるぐらいべったべたなラブコメだった。確認してみたら前にひとりで生きるもん! 書かれた方だった。あれもベタベタなラブコメだったもんなー。
なんというか、ちょっと古いんじゃない? とすら思うぐらいべたべたなラブコメだった。中身はオーソドックスで、ベタベタで、ここがこうしてヒロインと仲良くなるんだろうなと読んでてなんとなく予想がついて、予想を裏切らずという、安心したものを読みたい時にぴったりなお話。
ただ、その安心感がちょっと読んでる最中のだるさに通じちゃってるのがなんか勿体無いかも。文化祭の準備をするという試験が出され、あーこれはおそらく仕掛けがぶっ壊されたりなんだりの邪魔が起きるな……と思ったらやっぱり起きたり。予想外の展開というのがほとんどなかった。

でも、その分キャラが可愛いなーと。ヒロインがツンデレで、言うことなすこときっついんだけれども、地の文読んでばあざといぐらい主人公のことを好きなのがわかる。この部分で好きになったんだなーというのがわかるのが好き。
主人公のほうも、ハーレムが好き! と言いながらも、最後のほうはヒロインが序盤に言っていた「恋愛は人間関係を狂わせる」という言葉のせいで好きとも言えずのまんまになっちゃってるのが、相手のことマジで大好きだなーと思えてすっごい良かった。

なんとなく前作の「ひとりで生きるもん!」と似通っている部分も多いなーと思いつつ、学園ラブコメでヒロイン一人モノだとどうしても仕方ない部分もあるのかも、と思ったり。
ただ、展開が読めちゃうのは本当にもったいなかった。次回作も学園でラブコメでヒロインが表紙に一人だったら別に買わないかなーと思う。

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