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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

祓魔科教官の補習授業 落第少女に咒術指南 (一迅社文庫)すえばし けん

★★★★☆ 読書 読書-ライトノベル

祓魔科教官の補習授業 落第少女に咒術指南 (一迅社文庫)

異世界との亀裂から現れる異形―魔禍魂を狩る“祓魔技能士”を養成する天原学園。学園に転入してきたフリーの祓魔技能士・日垣悠志朗(18)は、咒術も異能も使えない“常人”なのだが、落第寸前少女3人の補習授業を担当することに!祓魔科の優しい新任教官×クセもの少女たちの学園祓魔バトル!

ファンタジー、微ラブ、教官モノ、先生生徒。
全く能力を持たない主人公が、魔術学校の先生的な存在になってしまい、落ちこぼれ少女三人の補修教官となる話。

まともそうに見える主人公がよく読むとさり気なくすごく頭がおかしい、常識と外れているっていうのが好きだから読んでいてとてもおもしろかった。
ちゃんと先生をしている、人の話が聞ける、食事を取らなきゃだめなどとまともなことを言って他キャラの補助に回っているようなキャラが、実はもう完璧に思考がぶっ壊れきっているのってすごいう良い。
普通だったらいくら生徒に対して達成感を与えるためだとしても骨数本折れる攻撃を自ら受けたりなどしないだろうし、それに気付かれた時に平然とそうだよと言ったりもしない。そういった細かい部分でちらちらと壊れていることを見せた主人公が、ラストの要への攻撃で一気にやばさ見せつけてきたのがすごく良かった。好みだった。

先生モノで好きなのが、生徒がフルボッコされるような強い敵を、現れた先生がボコボコにしながら講義をするようなシーンなので、それが入ってて読んでてとても楽しかった。いいねーこういうの。生徒が自分と教師の能力格差を見せつけられ、なおかつ先生は全然見せつけているつもりもなく教育の一環とばかりに平然と敵を倒しながら余裕な顔して講義をするの。すっごい良い。

個人的に好みだったキャラは要。こういうどこか冷静なふりして策士策に溺れるを地でいきながらもどことなく憎めない(作中では殺されかけてるけど別に憎まれてはいないだろう)キャラは良いものだ。2巻もあるようだけれども、果たして2巻に彼は存在するんだろうか。2巻に出るなら木竜だろうか。

2巻も勢いで買ったので読むのが楽しみ。木竜やフィオも一緒にで動きそうな気がするけれどもどうだろう。でもそのメンバーだと木竜がただただ不憫になりそうな気もする。
すえばしけん作品だとちょっと前にさまよう神姫の剣使徒を読んだ。

morelovelike.hateblo.jp

あれも好みだったので、この作家作品好みなのかも。他のもなるべくチェックしとこう。

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