日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

いつか世界を救うために (2) -クオリディア・コード- (ファンタジア文庫)橘 公司(Speakeasy)

いつか世界を救うために (2) -クオリディア・コード- (ファンタジア文庫)

神奈川学園の四天王入りを果たした紫乃宮晶。暗殺対象の天河舞姫に近づきやすくなったのだが……。「……こんなところで何をしている、天河」今度は逆に人類の希望からストーキングを受けることに!?

ファンタジー、近未来、百合。
前作いつか世界を救うために1から続く、上下巻の下巻。

この表紙と口絵、ネタバレでは。
いや……いやいやいやこの話普通に考えてデカいポイントがシノの女バレだと思うんだけど、それを口絵でやっちまうの!? あらすじでもやってるけど!? これはありなのかなんなのか。ネタバレありブログって書いてるここみたいなとこはいいけど、そうじゃないなら流石にまずいのでは。口絵見てどういうこっちゃと思った。
ということで、シノの女バレ諸々と、素性判明の巻。

前巻はあんまりおもしろくないかな~、さがらクオリディアのほうが面白いかなーと思っていたけどそんなことなかった。めっちゃ面白かった。
シノの女バレの流れが笑った。一応四天王に男もいたはずなのだけれども全く気にしてないの大丈夫なのか。四天王=舞姫大好きメンバーだから舞姫以外は女子としてどころか人間としてあまり認識されていないのかもしれないが。
舞姫に風呂場入られかけたあたりで、四天王連中に風呂場を見せることで何故舞姫に風呂場を見せられないのかを端的に伝えるあたり、普通に考えたらアウトなのにセーフになるの笑ってしまった。それでいいのか四天王。

女バレによって、前巻で出ていた舞姫の友人枠としてシノがあがってくる。しかしほたるはシノの友人であるわけで――からの解明までが面白かった。
シノが女だとわかることで前の巻にあったなんとなくこれ不自然じゃね? 部分も解明されすっきりとした。しかしこれ、できれば前の巻で判明してほしかったな? と思わないこともない。一冊でどこまで含めれば良いのだという話になってしまうけれども。

表紙や口絵で、舞姫がシノ=ほたるのこと大好きなのが見て取れるのになんだかにやにやしてしまう。すっごい嬉しそうな顔をしている舞姫がとてもかわいい。前の巻でも大事な友だちと連呼していたし、本当に大好きでたまらないんだろう。
そしてほたるであるということ抜きでも、舞姫

「ああ、ああ──こんなの初めて! やっぱり、私シノが欲しい!」
「戯れるなッ」
「ふざけてなんかないよ! うん……好き! 大好き! 私はシノが好き! ねえ、私と一緒に戦おう! 私と一緒に、この都市を守ろう! シノがいれば、私たちは最強だよ!」

このあたりの、本当に自分と同程度の実力、かつ自分の動きを見切っている相手であるシノのことをすっごい好き! っていうのが伝わってきてもうめっちゃ可愛い。
これだったら今後、アニメの時間のほうでも、二人はめっちゃ仲良しなんだろうなと思える。アニメが楽しみ。

アニメはこの後に続くはなしとあとがきに書かれていて、やっとアニメのほたるが見覚えのない外見だった理由がわかった。こっちのほたるか。アニメのキャラ設定を見る限りシノ=ほたるが舞姫に甘いキャラになっているようで、どう動くのか楽しみ。
また、アニメがこの本編のあとの話ということは、ほたる(元)らが敵として出てきて暴れることがあるだろうということで、そちらのほうも楽しみ。
ところで、千葉編は一体いつになるんだろうか。

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