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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

レイデ夫妻のなれそめ 王宮に咲く君の花 (ビーズログ文庫)山咲 黒

★★★★☆ 読書 読書-ライトノベル

レイデ夫妻のなれそめ 王宮に咲く君の花 (ビーズログ文庫)

互いに仮面を外し、遅い蜜月を過ごすレイデ夫妻。そんな折、妻リナ宛に王宮から招待状が!愛しい妻との時間を邪魔された夫ザイラスは露骨に嫌な顔だが、王の呼び出しでは断れず…『完璧な夫婦』の仮面を被り直し、王宮へ。そこでは不可解な事件が起きており、再び魔物解放団の影が!調べていくと、仮面を外したはずの夫の“まだ知らない過去”が垣間見え―!?

中世ヨーロッパ、夫婦、ファンタジー。
魔物や妖精、冒険大好きの嫁と、魔物使いの旦那のシリーズ第二弾。今回は王に呼ばれて王宮の不可解な事件を解決することとなるが……?という感じのお話。

すでに1巻で互いの秘密を見せ合って、更にはちゃんと恋愛しなおしている二人だからこそ、2巻の冒頭からの容赦無いラブイチャっぷり含めて面白かった。1巻では分量の関係上少ししかなかったザイラスのデレというか独占欲も、2巻故に冒頭から全力でぶちまけられていたかんじ。
そして、その状況で嫁であるリィナのほうも旦那のことで心ときめかす様子が多くて可愛かった。

前の巻ではザイラスの猫かぶりっぷりが良かったけれど、この巻ではリィナの貴族ご令嬢っぷりがすごく良かった。
通常の人前では(ザイラスもだけれども)全然ベタベタなんてしていない普通のふうに見せかけられるのに、二人っきりになったらとたん距離が縮まる部分も可愛い。
また、いくら気になる魔物が出ようと、人前にいるときにはしっかりとそれを隠してご令嬢でいつづける部分も良い。
リィナの、自分は自分を正しいとは言い切らない、正しさとは人の数ほどあるのだから何が正しいとは言い切れないという台詞の、貴族という立場をわきまえていて、その令嬢という自分のポジションを理解しているあたりがとても好き。

 

正直に言うと、前の巻からこの巻読むまでは結構時間が開いていたので、どんな設定だっけ? と思う部分も序盤はあったのだけれども、ある意味説明ゼリフともとられかねないぐらいの量の前の巻のおさらいみたいなものが多く合ったので、おかげで設定を思い出せた。良かった。

 

次巻でお姉さまが出るようだけれど、いわゆるセコム状態キャラは好きではないので、お姉さまがそうではないことを願うばかり。とはいえある意味相手役? である王がいるからそこまでひどくはならないのかな。
紙の方ではもう発売しているようなので、電子書籍版の発売待ち。

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