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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

異世界にカフェは必要ですか? 恋が生まれる秘蔵のレシピ (角川ビーンズ文庫)柏てん

★★★★☆ 読書 読書-ライトノベル

異世界にカフェは必要ですか?  恋が生まれる秘蔵のレシピ (角川ビーンズ文庫)

もうすぐ夢だった自分のカフェのオープン日…だったのに、建物ごと異世界トリップしてしまった環。しかも場所は王宮の庭ど真ん中!?明日までに女王を満足させる料理を作れなければ、カフェは壊され環も処刑されることに!カタブツ騎士ユリウスを監視役に、環はカフェの看板メニューを作るけれど―!?「未婚の若い女性がふしだらな!」って、ただの回し飲みですが?誰もがほっこり笑顔になれる『cafe sato』異世界で開店します!

異世界トリップ、ファンタジー、料理。
カフェの開店初日、突然自宅兼カフェごと異世界トリップしてしまってさあ大変、という話。

お料理モノが読みたかったので読んでみた。表紙はラブイチャというか距離が近くて甘そうに見えるけれども実際はそういうことはあんまりなく、糖度控えめで、もしかしたらさっき読んだ転生従者の悪政改革録のほうがまだ恋愛色は濃い目かも。
相手側は主人公に対して好意を(明確ではないにせよ、無自覚には)示しているのに対して、主人公はまじであんまり気にしてない少女小説にあるとはいえなかなか恋愛発展しないパターン。

どちらかというと、恋愛よりも料理だとか、異世界から来たことで迫害されかけていることに対して抵抗するぜ! だとか、ツンデレ女王とかそのあたりがメイン。
ツンデレ女王の恋愛要素は最高に良かった。面白かった。可愛かった。サブタイの恋が生まれる秘蔵のレシピも、この巻に関して言えばほぼ完全に王女に関しての部分であったし。
思わずなろう系書籍化かな? と思ったけれどもそういうことは別になかった。

読んでて、主人公の年齢が24歳と高めなことにちょっと驚いた。少女小説系って主人公の年齢は15~18ぐらい、相手は17~23ぐらいの印象が強かったので、これの主人公24歳、相手が21歳ということでどちらも高め(かつ相手役のほうが低い)ことに驚き。でもそれぐらいのほうが自分の店を持つ大人という意味では良いかんじでよかった。

料理に関しては、出てくる料理描写はそこそこ美味しそう。深夜に読んで腹が辛い系ではないんだけれども、あーこれは美味しそうだな~と思えるタイプ。
食材の外見が違ったりはするけれどもだいたい同じようなものがあるし、味覚も変わらないので、そこまで難易度は高くないタイプだった。
なんで飯まずいのばっかなのかなーと思って読んでいたけれども、それに関してもちゃんと理由があったので良かった。ただ、王子はその外の食い物の旨さを知っているのに、ユリウスはそういうことなく、サラダはもっと不味いものと思っているだとかそういう部分があるのが気になった。ユリウスも別に外に出たことぐらいあるだろうに。

『同じ釜の飯を食う』という言葉もある通り、異世界トリップだとかそういう異世界と関わるものだと、飯を一緒に食うほうが心通わせられるのかなーと思ったり。少なくとも同じものを旨いとおもう種族ならば、最低限味覚は同じだもんな。そういう部分も含めて、難易度低め、異世界トリップモノという感じだった。

面白かったし続きもそこそこ気になるけれども、続きが出るか怪しそうだなーと思った。

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