日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

鬼愛づる歌姫 (ルルル文庫)

鬼愛づる歌姫 (ルルル文庫)

天賦の歌声に恵まれたリィアは、生まれ育った里を追われ、幼いころに優しくしてくれた「近所のお兄さん」オビトを頼って王都に出る。彼は第一級の神霊楽師になっており、次代の天下一の奏者と目されていたが、組む歌い手を次々捨てる女泣かせの男としても悪名高かった。リィアは早速「俺の歌姫になれ」と強要されてしまう。そんな中、幼い王女が鬼に取り憑かれて病に臥せる。オビトは鬼を祓うための歌を作り、リィアに歌わせようとするが…!?

ラブイチャ、甘ったるい、ヒロインに暗い過去あり。
歌姫ヒロインと、彼女の幼なじみであり唯一いじめなかった男の子が、数年後にまた顔を合わせて一緒にいるようになる話。

面白かった。この作者さんの本何冊か読んでいる最中だけれども、キャラやストーリー展開が好みなことが多くて良い感じ。追っかけてて次を読むのが楽しい。

今回はヒロインが辛い過去持ちだけれども気にせず明るい! みたいなキャラで、読んでいて嫌味がないかんじで楽しかった。
途中からのヒロインとヒーローの、膝枕だのくっつきたいと抱き上げるだののイチャラブっぷりは、読んでて甘いw甘いくっついてないのに甘ったるいwと笑ってしまった。全然相手を異性として意識していないようなかんじのわりに、脱がされかけたら悲鳴をあげて(しかし返しが「大根みたいな体」扱いw)みたりとそこそこ一応気にしている感じがなんだか楽しい。

プロポーズシーンがある意味強烈過ぎて大爆笑。濃ゆすぎる。
相手(まず人外)が保護者ということを確認した上で、嫁にくれといい、保護者が体を乗っ取っている状況にも関わらず既成事実を作ろうとするヒーローってどうなんだよw ドン引きというか全力で拒否しまくって絶叫している鬼が面白すぎて読みながら笑ってしまった。酷かった(良い意味で)。

物語における独特の薄暗さというか、明るい根底にある暗さというか、そのあたりが凄く好き。それと相反するようにどこまでも明るいキャラの雰囲気がめっちゃ可愛くて好みでした。面白かった。また同じ作家さんの話読みたい。

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