日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

プロジェクト・クオリディア

qualidea.jp

現在出ているのの1巻を読み終えたので感想を。

クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫)

底辺高校生・久佐丘晴磨と、天使のような後輩・千種夜羽。同じ階層にいられるはずのなかった二人は、とある偶然をきっかけに接近してしまう。異常気象、異常現象、異常行動…少しずつ歯車が狂いだしていく二人の日常と奇妙な都市伝説。曰く「ランダム十字路」―真夜中、突き当たったT字路で誤った道を選ぶと、二度と帰ってこられない。行方不明の女子をなりゆきで一緒に追うなか、晴磨と夜羽の思惑は大きくすれ違い…!?レーベルを越えて広がる新世代プロジェクト第一弾!これはふたつの視点から紡がれる、終わりゆく世界とめくるめく青春の物語―。

現代、学園、恋愛……?もの。
★★☆☆☆ぐらいの気分。とにかくよはねすが苦手だった。

個人的にはあまり合わなかった感じ。とにかく振り回してくるよはねすの気持ち悪さ、晴磨のどうしようもない感じ、最終的に二人がくっつくとしても気色悪さが残った本だった。ヒロインがクズというよりサイコパスっぽさがあって気持ち悪い。
などと思った後に、作者の話でヒロインのモチーフだの主人公のモチーフだのが出てきて、お前らそれでいいのかよ!?と思ったこと含めて記憶に残っている本。

いつか世界を救うために -クオリディア・コード- (富士見ファンタジア文庫)

西暦二〇四九年。世界は終わるかと思ったが、終わらなかった。突如として現れた正体不明の『敵』―“アンノウン”と戦争を続ける人類。防衛都市のひとつ神奈川の学園に転校してきた紫乃宮晶。彼の目的は『神奈川序列第一位・天河舞姫を暗殺すること』。しかし『最強』の称号を有し、人類の希望である少女の強さはあまりにも規格外で…。「のぞきではない。監視だ」「今は胸を調べている」「無論、尾行だ」「変態ではない、調査だ」「秘密裏に行う家宅捜索だ」舞姫の全てを知るための観察が始まった!?新世代ボーイ・ストーキング・ガール!!

未来、ファンタジー、閉鎖学園魔法都市モノ。
★★★☆☆

同じクオリディアシリーズということでクズ金と同じ系統かとおもいきや、閉鎖魔法学園都市モノで驚いた。

主人公のストーカー行為が性的興味から来てるのかマジで観察対象として始まっているのかわからずしばらく何だこれって気分だった。その部分がどちらに寄っているのかを手早く出してもらえたほうが、読んでいる最中にこちらも振り幅対処出来て良いよなーという感じ。同じ作者の他作品のウィキを見て、完璧に観察対象なんだなとわかってからは少し気楽に読めた気がする。
誰よりも強くて誰からも憧れる舞姫様が、周囲からそう見られているだけでそのことについて本人も全く気にしていないが普通の女子でしかないっていうあたりがすっごくかわいい。そのくせ、他人を鼓舞したりだとかに長けていて、トップとしての立場がとても似合う舞姫が可愛かった。そしてこういう相手だったら次第に殺しづらくなってしまうのだろうなというのもわかるからなおさらに。
終盤部分の透明にする云々の下りで、どんな強い世界であろうとも対処法はある、故にアンノウンに対抗するのならば良いとしても、対人戦ならば、もし本当に都市対抗戦があるのならば、あっという間に序列は変わるのではないかと思った。

思い出の少女は間違いなくほたるだろうけれども、次の巻でそれがバラされるのかが気になる。

そんな世界は壊してしまえ ‐クオリディア・コード‐ (MF文庫J)

人類の『敵』―“アンノウン”の襲撃により世界が崩壊した近未来。湾岸防衛都市東京の学園に所属する朱雀壱弥は―人類を愛しすぎていた。全人類の発展のため、美少女の告白をバッキバキに叩き潰し、戦わない同級生の心をボッキボキに叩き折る。デート?カップル?それはこの世界でどんな意味が?なにもかもを論理で語れ。自分の正義を信じてやまない朱雀に、謎の転校生少女の調査任務が与えられ…?ポジティブクズとドM天使が出会い、新たなる変態ストーリーの幕が上がる―!『変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線!刮目せよ!

未来、閉鎖学園魔法都市、優越とか人間の価値とかそこらへんの人間心理抉りラノベ
★★★★☆

続いて読んだのがこれなのだけれども、この本によって都市によっての違いが明確に出ているあたりがすごく面白かった。戦うために外へと出て行く必要があるから飛翔の世界を持つものでなければ戦闘科へと行くことが出来ない、戦闘科は花型、故にそうではない人間は微妙に見下されることも有り、またその部分が最後に生きてくるという流れが凄かった。
~救うためにと時期は同じなのかな。だとすれば2049年頃?

あらすじにはポジティブクズとあるけれども、朱雀はどちらかと言うとデュラにいた人類愛の人のまともっぽいバージョンに見えた。クズというよりクズが足りない。そう思ったのはクズ金のよはねすがサイコパスだったからかもしれないけれども。
すももも〜とドレッドヘアの少年と繰り返し書かれていた部分に気づいてあっとなる。名前に徹底して執着しない、自分は部品と思っているドレッドヘアの少年が、自分の序列が落ちた時にどういった反応をするのかが気になる。

カナリアはよはねすに近いマジキチサイコパスかと思いながら読んでいたんだけれど、終盤の、これは自分の自己満足に近いものでしかないとある程度以上自覚しながらもそれを行っているあたりに一番ぞっとしたかもしれない。
朱雀にとっては脱落者は不要な人間なのだから使えない、故に排除するのも最も。そこまで理解できるし、カナリアの彼らを助けたいというのもわかる、故に何がどーなりゃいいのかと思う。
人間の要不要、価値無価値、そこら辺をざくざくと抉られてくる本だった。

つぐみの能力によってテレパスが不要になるなら、目となる世界をもつ人を補助として利用しつつ救うためにの方の広域テレパスな彼女みたいなことすればいいのにと思った。
下位互換能力は意味が無いみたいなことを言われているけれども、下位互換としか思えない能力だとしても何かしらの利用法を発見すれば良いのではないか。すべてがすべて無駄として思うのは違うのではないかと思った。

最初から誰かの心を折るシーンが多かったけれど、まさか山場でもそうくるとは。てっきり戦闘その他で山場を持ってくるのかとおもいきや、徹底して他キャラとの対立、すももの心をおられることを山場で持ってこられて驚いた。朱雀の流れといい、他者の心を打ち折る話だった印象。

 

以上ここまで読んだ感想。
次は千葉が出てきて渡航先生かな。楽しみです。

 

流れとしては、クズ金(この時点で世界が不穏になっている様が章の部分で出されているので、アンノウンの襲来しそうな雰囲気では有る)→アンノウン襲来、戦争(ここが10年前後?)→戦争終結、コールドスリープ解除…クオリディアメイン時間、なのかな。舞姫が主席を10年維持しているので少なくとも戦争終結から2049年の時点で10年は経過していることは確実。そして作中で二十数年前に始まった戦争と言われるのだから、戦争自体は10年前後続いていたと見てもいいのかな。
だったら、もしアンノウン襲来時に貧乏人の子供枠によはねすが入っていれば、よはねすあたりは再登場してくれないかなーと思います。それとも出てくるとしても内地に引っ込んでいるお偉いさんみたいなポジションかな。お偉いさんよはねすが相変わらずのサイコパス発揮して存在してたらまじ怖いのでそれはちょっと嫌かも。

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