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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

モブ恋 -2nd- (電撃文庫)

★★★☆☆ 読書 読書-ライトノベル

モブ恋 -2nd- (電撃文庫)

脱モブキャラに、モブ子と俺は挑み続ける。次なる戦いの舞台は生徒会長選挙だ。なぜ選挙?それはもちろん、ヒロイン候補の一人・鶴木美汐に勝つためだ。クィーン・オブ・委員長の異名を取る鶴木にモブ子が敵うはずもない。しかし、それでもがんばるモブ子のひたむきな姿が、まわりの目を確実に変えていく。そんな中、新たに現れたヒロイン候補―天羽詩歌。彼女もまた選挙に立候していた。鶴木、天羽、そしてモブ子。それぞれの想いが交錯する選挙の結末は!?好評恋愛戦略ストーリー第2弾!

恋愛、学園、友情。
相変わらず友情の描写がすごく好きだった。

前回ラストで互いに降られつつも、それでも諦めてないモブ子も主人公もすごくキラキラしてて好き。
私の高校は生徒会とかなかったんですけど、こういう選挙活動みたいなシーン読むと学園生活楽しそ~ってなるから好き。あと開放された屋上とかすごく二次元の中の青春ってかんじで出てくるシーンを見るたびにテンションがあがります。

モブ子がインコ部で自分の公約を言うシーンが印象的。あんまり目立つことをしないモブ子だし、元々言い出した理由が結構自分のためみたいなとこあるけれども、それでも『学校をよくしよう』と頑張って考えたんですよね。
あいさつ運動は無茶苦茶だけれども、自分の喜ぶことから他人が喜ぶことを考えられるモブ子がとても幼いけれども可愛いなと思いました。自分が好きなものは他人も喜ぶ、そう思えるモブ子はきっとすごく純粋で幼いと思う。春馬も、モブ子が挨拶をしてたらみんなちょっとうれしそう! みたいに単純に思えているあたり幼いなと思った。
好きな人と近づくために立場を変えるはずが、次第に1巻で言ってた自分を変えるにつながってってるモブ子すごく輝いてて可愛い。

今回はモブ子&春馬よりも目立ってたのが鶴木先輩と彼女の幼なじみ天羽。前の巻だとちえりとモブ子の友情が輝いていたけれども、今回はこの二人の友情が輝いた感じ。
鶴木先輩の、剣士として背中の傷は恥ずべきものかもしれないがこの傷は誇りだみたいな台詞はすっごく格好良かった。前の巻でもTHE・剣士! っていう雰囲気を見せてた先輩だからこそ言うと映えるシーンだと思う。ことごとく格好良いよなー。
顔を可愛くすることに現在全力を出している天羽さんがその顔に傷があるというのもなんかすごくイイ。
相手のことが大事だからこそ、誰よりも友達だと思っていたからこそ安易に近づけなかったし距離をとってしまった、だけどやっぱり大好きだっていう二人の関係性がとても好き。

秋兎のハイパー能力はなんかもうwwwwハーレム時空だのなんだのでもう突拍子もねえのにいろいろ能力付加されすぎていて笑うしかない。
前の巻ではそこまで秋兎って主人公体質ではないのかもしれないのでは? みたいなことを思ってたんですけど、今回の巻では完璧に主人公であってもおかしくない、物語の中央に立てるキャラだと思いました。魔法を使うシーンもなんだけど、それ以上に、鶴木先輩の過去を知らないかって問いかける春馬に対して自分で訊いたほうが良いと言うシーンで。
友達なんだからってさり気なく本人知らない内に他人の背中を押していたり、大丈夫だって勇気を与えたり、そういうとこ秋兎はとても主人公っぽい。

ラストでなんとなーくこれ春馬とモブ子がくっつくラストじゃないかなーと思った。互いに違う人に片思いをしながら応援しあう立場が好きだったので、ちょっと残念のような寂しいような、互いに思いが向き合うなら良いようなそれとも今までの思いはどうなっちゃうのって思うような。
早く続きも読んでしまいたい。最終的には「俺の中ではお前はモブなんかじゃない、ヒロインだ!」みたいな話になるのかな。

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