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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 1

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (富士見ファンタジア文庫)

アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるも―結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー!

ファンタジー、学園モノ、擬似親子。
個人的には結構好きだったけれども、冒頭読んでかなり期待してた擬似親子要素があんまし多くはなかったなって感じ。

学園モノは学園モノでも、主人公は生徒ではなく講師。血の繋がらない、育ての母じみた存在(ただし外見はむっちゃ若い)に言われて、1ヶ月の約束で講師を勤めることとなる。基本的に仕事はしたくないヒキニートしていたいせいで仕事に対して全然熱心じゃないけれど、そんな『魔法嫌い』にもちゃんとした理由があり、みたいな話。
クズ主人公、やる気なし主人公が時折熱血を見せるというのが好きなので美味しかった。最初ヒロインに、魔法を三語でしか使えない(この世界観では魔法をなるべく少ない言葉に切り詰めたほうが優秀とされる)のを笑われていた主人公が、途中で三語のほうが良い理由、安全な理由などで生徒たちを圧倒していくあたりなんかはすごく格好いい。この講師のシーンの格好良さを見せるための今までのクズっぷりかなー。
「魔法は何も生み出すことは出来ない」というのはかなりの暴論だと思うし、何がしかを行うことで作用されて最終的に何かが起きるならば、それは別に「何も生み出さない」ことではないと思うけれども。その辺りは単純に主人公がそう思っていたいという部分が大きいのかもしれないと思った。

擬似親子部分は美味しかった!
主人公の育ての母のようなものであり、魔法学の師匠である存在がいるのだけれども、主人公がちゃんといきいきと生活をしていることを喜んだり、少しでも前を向いて動いて欲しくて仕事を斡旋したりと主人公のことを母として大事にしてるんだなーって感じがして良かった。主人公の、普段からこんな良いスタイルの女いたら他に目がいくわけないだろwのあたりは笑った。
緊急事態が起きた時に、自分より効率的にこの場を収められるのは彼女だからといのちいばんに連絡を取ろうとする主人公、ちゃんと相手の強さを信頼して頼りにしている感じがして素敵だった。

ルミアを助けたって人はグレンで遭っているかな。読んでてなんとなくそう感じただけだけれども。
最初はルミアとシスティーナのWヒロインかと思ったけど表紙とか見る限りシスティーナ単独ヒロインかなー。私はルミアのほうが可愛いと思ったからちょっと残念かも。

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