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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

百合コミックスのひらり、コミックスが半額キャンペーンしてたので面白かったのを4つ紹介

「ひらり、コミックス」全タイトル半額キャンペーンが9/3まで実施中だそうです。
電子書籍の怖いところは、安いからといって安易に手を出すところだと思います。でもさすがに中身も見ずに……と思ってたら、こんな物がありました。

1話だけの試し読みです。試し読みといっても話の途中で終わっているわけではなく、連作短編のような形式になっている話の1話をというタイプなので満足度めっちゃ高いです。あと、話の数もめっちゃ多い。
1話だけでもめちゃくちゃおもしろいのもすごく多い!

ということで、上記の無料サンプル的なのを読んで思わず買っちゃった、そして面白かった漫画の紹介です。

ほんとのかのじょ

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

美人でスタイルもよくて人気者で人当たりがよくて―― だけどそれはゆーかさまの世間向けの顔。 本当のゆーかさまは超わがまま女王様で、氷のような冷たい眼差しで、瞬殺でもえをふってしまう。 だけどもえはその上を行くドMっぷりを発揮。 変態と罵られながら、頬を赤く染めていた――!? 触ったり引っ張ったりしながら手探りでお互いの気持ちを確かめ合う、ご主人さまと下僕の変態ハッピーロマンス。

最高です。読みながら爆笑しました。
振られても振られてもむしろご褒美と喜ぶもえの全力ダメ犬っぷり、そしてそれに次第に絆されていくゆーかの可愛さがたまらなかったです。

性格悪いのに告白してきたの……? と驚くゆーかに対しての、もえのこの全肯定の言葉がたまらない。

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から、

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これだから! ほんとひどい!!(褒め言葉

だいたいこういうノリのボケ突っ込みギャグ風味なので、ご主人様と下僕と書いてあってもなんだかとても可愛いです。
それに、ゆーかも女王様だけどツンデレっぽい成分が多いので読んでて可愛い! すっごく可愛い!
もえのことをこいつ社会的にやべえな……と思っているのも事実だけれど、だからこそ彼女をまともにしないとと思ったり、もえのこと可愛い! って胸キュンしたりしてるあたりがたまらなく可愛い。

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このあたりとか、もう既にべた惚れ。可愛い。

どれだけいいことを話していても速攻崩してくるもえの変態っぷり、そしてそのもえに対して次第に彼女の良いように変わっていっていることに全然気付いていないゆーかの女王様ルート進みっぷりが可愛い本でした。

あと、これだけは強く言いたい。
この漫画、スカートのひらりふわり感すごすぎ、素敵すぎ。

あさがおと加瀬さん

あさがおと加瀬さん。

あさがおと加瀬さん。

隣のクラスの加瀬(かせ)さんは、陸上部のエースで美人の女の子。
内気な緑化委員の山田(やまだ)は、彼女が世話しているアサガオの前で加瀬さんに声を掛けられて! ?
ピュア百合アンソロジー「ひらり、」から生まれたコミックス第1弾。
「未満れんあい」「ツインバード」の高嶋ひろみ先生が描く、ピュアピュアでドキドキのGIRL'S LOVEストーリー!

あさがおの水やりから始まるお話。
目立たない女の子がスター的な子に惚れるというありがちな感じなのですが、終始可愛い雰囲気でたまりませんでした。

加瀬さんがイケメン。めっちゃイケメン。

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こういうのをさらっとできるあたり良いオンナ。
主人公の山田ばっかり加瀬さんのことを気にしているのかとおもいきや、加瀬さんもばっちり山田の着替えを気にして見てたり、一緒に帰るときに意識しているようだったり、くっつくのかくっつかないのかお前ら! という雰囲気がたまらないです。
ある意味王道な自転車二人乗りでめちゃくちゃ意識しあっている二人が可愛い! とにかく可愛い。

山田の「どうか加瀬さんが私を好きでありますように」とベッドのなかで思うシーン、なんつーか……青春だねえ……という感じです。ほんっと可愛いの。

このコマがいい! とか、この台詞がいい! とかじゃなく、話全体を読んでああ……すっごく可愛い……となるタイプの話でした。

お姫様のひみつ

学園のアイドルの先輩とひょんなことからつき合うことになった美羽。嘘から始まった恋人関係だったのに――!?ハイスクール・ガールズ・ロマンス!

先輩がツボを割ったのを隠すことというのを対価に、恋愛のシミュレーション相手として大人気の先輩と付き合うことになった話。 最初こそ、主人公・美羽は先輩をシミュレーション相手として、先輩は美羽を自分に対して付き合ってと言ってくる女子に対する防波堤として、また友達として付き合い始めたものの、次第に二人の心情が変化して、そして好きになっていくまでの話。

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主人公の、ママが可愛くなればいいって言ってた理論がちょろっとイラッとするときもあったんですが、それ以上になんかもうこの二人が可愛い!
最初は契約からのお付き合いなので、当然のように中盤のすれ違い。ありがちだなーと思うのだけれども、ありがちだからこその、この二人だったらどうするんだろう的な可愛さがありました。女子同士ならではの、女子だからきっと先輩は私なんかすきじゃないんだ……みたいなあれこれもあって可愛い。

主人公美羽は、明言されてないけど馬鹿です。絶対馬鹿だ。間違いなく馬鹿だ。こんな有名人と付き合うってなったらいろいろあるってわかるでしょー!? と読んでるこっちが思うようなぐらいの馬鹿。
そんでもって先輩も先輩で良い性格をしている。みんなのアイドル的な人にありがちな、友達いないんだよね……的キャラで。だからこそ美羽が付き合えたとも言えるのですが。藤原先輩の、ファンよりも友達が欲しい! というあたりが、人気者の大変さが伺える。

好きなシーンは藤原先輩が美羽のことを好きだと自覚するシーン。どんだけ可愛いんだよ。

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サブキャラ扱いですが、藤原先輩の友人(友人じゃないとは言っているけれどもどう見ても友人)広沢との会話。男子友達というノリでめっちゃ楽しげで好きです。

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終電には帰します

終電にはかえします

終電にはかえします

校内ミスコンで優勝を狙うお嬢系の美少女あさきは、通学電車の中で後輩のツネと知り合う。 プリン頭にマスクのツネは、クラスでも浮いている様子。 そんなツネが自分にだけなついているのは気分がいい。 それだけのはずだったのに、初めてツネの素顔を目にしたあさきは……? 女の子同士のいろんな気持ちを集めた雨隠ギド初のガールズ・ラブコミック登場v

短篇集。表題作「終電には帰します」と「ひらがな線、あいう駅より」が続き物、ほかは短篇です。

個人的にツボだったのが、「永遠の少女」。幽霊になった少女と、唯一彼女が見える少女。生きている少女は年をとって次第に成長するけれど、幽霊の少女は年を取らない。次第に年が近づく二人、差は縮まり、そして逆転もする。

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こういった人外と人間の恋愛が好きなので、この話もたまらなく好きです。相手がいつか自分よりも外見的に年上になってしまうということ、そしていつしかおそらくは自分より先に死ぬだろうことが前提にある人外と人間切ない。
ふわふわとした可愛いらしい絵柄で、しっとりとした切ない話でした。
最後二人はどうなるのかというところまで含めて、好きな話です。

 

 

以上、今回サンプルを読んでみて、面白そうで買っちゃった本の紹介でした。全部大当たりですごく面白かったです……! こういう1話まるまるサンプルみたいなものがあると、話の落ちまで含めた好きか嫌いかという部分をみながら買えるので嬉しいです。

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