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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

犬同心 奔る! お蘭と研吾

読書 読書-歴史小説

犬同心 奔る! お蘭と研吾 (招き猫文庫)

五代将軍綱吉公が世を去って一年――。生類憐みの令が撤廃された江戸の町を、純白の紀州犬とともに駆け抜ける若き同心の姿があった。心優しく、正義感溢れ、人の善を信じて疑わない犬飼研吾と忠実な愛犬・お蘭。父の死の謎を追う研吾らの前に立ちはだかる事件の数々…。研吾は人の心の闇にどう挑むのか!!文庫書き下ろし痛快時代小説。

楽しかったー! キャラ文芸系(でいいのかな?)と言われるタイプのところで歴史小説レーベルが出来たと聞いて気になってたのですが、やっと買うことが出来ました。本屋さんだとどこにおいてあるのかよくわからないタイプの本でな……。
私はてっきりキャラ文芸扱いかとおもったら、普通に歴史小説の棚のところにちょこっとだけ置いてありました。ラノベ枠も歴史小説枠も狭い本屋さんだったのであんまり置いてなかったのかも。

主人公である研吾は、もともと綱吉公が中野でやってた犬屋敷で働いてた青年。現在では犬屋敷が終わったことで同心となり、犬屋敷で出会ったでっかい紀州犬であるお蘭と共に走り回っている。このお蘭と研吾のコンビがめっちゃ可愛い!
研吾が「お蘭、行け!」と命じると、途端に飛びかかるお蘭超格好いい! 研吾のいうことを聞いて、彼に言われたとおりに走り回り、人を助け、子供に優しいお蘭がめちゃくちゃかわいくてなりません。
更にお蘭の何が可愛いかって、研吾に近づく大人の女にはわんわん吠え掛かるあたりだよ……。すげえ全力で嫉妬してる。ああこれ嫁気取りだなって読んでてめちゃくちゃ可愛かったです。
研吾は仕事関係なしにいろんな人を助けたいとしているあたり、なんかめっちゃヒーローっぽくてかっこいい! 好きです。同じ同心仲間でも過去の知り合いがいたりなんだりといろいろ人間関係もこれから複雑になってきそう。

他に出てくるキャラもいちいち可愛い。1話めで出てきた荒くれ者の青年・利吉が、次の章では研吾の家に来ては飯を作って髪結をして、なんて青年になるとは思いませんでした。受けた恩義を忘れない、それこそ犬のような人だなって思いました。

研吾の父を殺した人に関しては、次の巻あたりで本格的に触れるのかな。悪人に吠え掛かるお蘭が吠えかかったのだから多分あの人? と思うのですが(実際黒い面も見せてたし)、どうなるのか気になります。なによりお蘭と研吾の組み合わせがすっごく可愛いので次の巻に期待。

レーベル的に新めで面白いなーと思うので、次どういう本が出るのかレーベル自体も気になります。奇数月発売レーベルっぽいなー。7月発売の中では「三匹の守り役」がめっちゃ気になります。読みたい!

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