日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

化学探偵Mr.キュリー2

化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)

化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)

前の巻が面白かったので、その勢いで継続読み。こういう時にKindleは便利だなーと思います。

前の巻の感想はこちら。

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この巻でも相変わらず、面倒事を持ってくる七瀬と彼女に引っ張られてそれを解結する沖野先生のコンビ推理モノ。どれだけわけわからん話であろうとも昼食を妨害されようとも、ちゃんと七瀬の話を聞いてくれる(聞かないとあとで更に面倒になるとわかっている)沖野先生がナイスです。
というか、いまさら気づいたんだけれども、化学の問題だと気づいて化学の先生である沖野先生をピンポイントで狙いに行く七瀬がすごいのかも。人懐っこい七瀬だったら沖野先生以外にも知り合いの教授が増えていそうですし、必要とあらばそちらにも質問だのなんだのに行っていそうな気もします。哲学の先生あたりに引き止められて、彼女の好奇心と先生の喋りたさがあわさって、昼休みぎりぎりまでずっと長い講義もどきを聞いていたりしていそうです。

最初の炎の魔術師の話で思ったんですが、沖野先生はちょっと理系男性的な頭固い部分もありつつ、ちゃんと人間してるのが良いなーと改めて思いました。
魔術師の話の最後、老人に炎の魔術師のコスプレをしてもらって先生が悪いサイエンティスト役としてやられ役をこなすシーンがあるんですが、面倒くさいデフォルメされた理系キャラだとこれを了承してくれなさそうな場合あるからなあ。どのキャラとは言いませんが、そんなの事実ではない! とか言いそうな探偵キャラもいっぱいいますし。そういうこともありそうなシーンで、やられ役をこなしてぶっ倒れてくれる沖野先生は、七瀬に付き合ってあげてるあたりからもわかってたけどすごく人がいいと思いました。

ネガティブ女優さんの話で青酸化合物の話が出てきて、個人的にミステリーステージコナンを思い出してテンションがあがっていたりしてました。そうそう酸性のものと接触して毒性を持つんだよー! って。わかる範囲の話が出てくると楽しいです。コナン再演しないかなー。再演あったら今度もまた最前本気で狙いたいところです。

理系で化学で、なにかあったら人が死にそうなネタも多数あるというのに、大学内日常ミステリーな感じで面白いですMr.キュリー。今後また出るみたいなのでそっちも楽しみです。

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