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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

LIVEDOGプロデュース 『ユメオイビトの航海日誌』

LIVEDOGプロデュース公演 ユメオイビトの航海日誌特設サイト

私のユメの続きを、誰かが綴ってくれますように…。

海賊イリシオス号のキャプテン、ライドは、恋人のレナを失った。
彼女の叶えたかった「ユメ」が何なのか、それを知ることもできなくなった。
残された航海日誌を頼りに、仲間と共に冒険に出る。

ユメを探す航海の中で、ライドは「ローサ」という少女と出会う。
「おとぎ話」に登場する、精霊と同じ名を持つ少女。ライドに近づいた目的は何なのか…

一方、ライドに恨みを持つ、海軍中尉アルベルトも、部下を引き連れ動き出した。
ユメを叶えるために、戦いの火花が散る!!

それぞれの想いを抱き、海を冒険する者達の魂を
力強く、そして華々しく描きます。

 

シアターサンモール 2015/02/11(水)~15(日)
出演:高木万平、寿里、藤田玲、汐崎アイル、水谷あつし、フォンチー、井深克彦、海老澤健次、楠世蓮、鷲尾修斗、加藤良輔、山沖勇輝、山本哲平、Kいち、宮本京佳、森紫、いせひなた、杉浦友哉、宮﨑緑、結城航星、村上芳、勇人、すずきぺこ、倉田果歩、宮森右京、新井雅人、小城祐介

2015/02/15昼観劇。

ざっくりとした感想としては、残念

 まずはキャラがペラいこと。キャラ付けその他は非常に濃いんですけど、薄皮一枚剥いだら中身は空っぽだろうなと思えるペラさがありました。

「ユメオイビト」というタイトル通り皆夢を追いかけている! とでも言いたかったのかもしれませんが、夢を追いかけている描写全然ないし。主人公ライドはレナの求めていたユートピアを求めている、レナは人間と精霊が手と手を取り合って暮らしていけるユートピアという場所を求めている、アルベルト中尉は妹が再び生きてくれるという夢を追いかけている、カール学士は精霊の能力を利用した研究を追い求めている……ぐらいの夢しか見えてきませんでした。海賊団の他の連中も夢っぽいものはあったっぽいのですが、なんか台詞で一瞬で説明されてしまって全くわからない。
最後にマカオに対して吟遊詩人が「彼もまた、ユメオイビトなのかもしれません」っていうけれども意味がわからない。メガネにいたっては海賊団で世界の果てでも見て知識を沢山得たいのかと思ったらあっさり海賊団やめて海軍入っちゃってるし。エンビディア博士の研究を継いだようですが、博士の研究ってあれはおそらく生物系で、メガネの知識もドコサヘキサエン酸などと生物系のもあったものの彼は手広く知識を得たいのかと思ってたので違いすぎね? と。
キャラの核として夢をおいているのだとしたら殆ど生かされていないしわからない。夢が適当すぎ。

キャラ付けも、みんなとにかく濃いのですがペラい。シドはなんであんなにライドさんのことを大好きだったのかわからない。
シドがライドさんのこと大好きだっていうのは陸に上がって酒場にいる最中ローサとライドがしゃべっている最中にあからさまに不機嫌そうに見せたのでなんとなくわかったんですが、まさかライドの恋人殺傷事件起こすほどとは誰も思わないだろうよ。
シャモの舌っ足らずな部分もキャラ付け以外には何もなさそうだし、ドクターはドクターらしきことをする場面が殆どないし(メガネの知識でも対処出来そうな程度の怪我ばかりだし)、メガネも頭でっかち説明ゼリフキャラなのだから吟遊詩人の役目をある程度負えそうなのになぜか別に出してくる。メガネと吟遊詩人は一人にまとめて用語解説キャラとして置いておけば良いのではないかとすら思った。吟遊詩人は俯瞰キャラだから無理と言われればそこまでだけど、そんな馬鹿丁寧に説明しなくて良いよ? と何度も出てくるたびに思った。新入りは新入りであること以外に意味はなかった。
海軍でも、アダムのナルシストっぷりはナルシストであるというだけで物語に関わってくることもなかったし、カール学士も変な人なだけだった。
とにかくキャラをいわれて「ああ、○○な人ね」とまではある程度覚えていられるけれど、じゃあそのキャラ付けが物語に関係有るのかと言われたら全くなかった。かろうじてマカオぐらい?

物語自体も、えーこれでいいの? と思う部分多数。
でもアクションあり、突然の歌あり、妖艶ダンスありとエンタメとしては面白かったです。アクションは大ぶりで動きを遅くすることで苦手なひとでもある程度出来るように見せてたのかな、殆ど上手くないけど迫力はありました。最近見た舞台が真田十勇士(上川さん主演の)だったのでどうしても比較してしまう部分があるかも。
歌だのなんだの、エンタメとしてはとてもおもしろかったです。物語は難ありでしたけど。

個人的に思ったんだけど、物販ちょっと高いなーと感じました。
あんまりこの大きさの舞台に行かないので慣れてないだけかもだけど、本文20pのA4パンフで2500円はちょっときつかったです。ビジュアルも劇中ビジュアルじゃないし。カール学士の髪の毛の色が違うしたまもカラフルじゃないしベヒモス大佐の目元も色が薄い。
でもこれは真田十勇士のハードカバー劇中写真大量2500円と比較しちゃってるからだよ……大きい舞台は予算潤沢で回収見込みもあるから安いとはわかってるんですが。

 

 無駄なキャラが多かった

特にいなくても良くない? というキャラ多すぎ。

まずカール学士、何がしたかったのかわからない。
序盤にエンビディア博士となにやら話しているので当然ラスト近辺に出てきて博士のやっていた研究を悪の方向に使うとかそういったことを期待していたのですが、何もなかったです。肩透かしでした。精霊の研究してるぐらいなんだし博士の人間強制的に動かす実験と融合させて、それに精霊の能力もローサから奪って与えて云々とか想像してたのに。特に何もしてない人No.1。さらっと浜辺でマカオと会話して去っていったので何子に来たんだと思いました。

ドクターと新入りとシャモ。ローサと少しだけ会話をするぐらいで特段目立ったこともないのだし、いなくても良くないかと思いました。もしくは一人にまとめちゃうとか。
ただでさえ海賊団は8人の大所帯なんだし、少し削って他の人の内面だとか裏側だとか、そういった部分に焦点を当てて欲しかった。海賊団の中に女が一人入って一人もてもて大騒ぎ展開をやるための逆ハー要因なのか、それとも酒場でイブと格闘するときに男がこれだけかかっていっても勝てない! イブすごい! するため要員なのか。削ってしまっても問題ないなと思いました。

吟遊詩人。
いちいち場面転換のたびに説明してくれますけど、説明無くともある程度理解できるように海軍の島だとそういう一言をキャラクターに言わせるとかしたほうがいいなと。ユートピアに関しての長ったらしい物語を語るときも、ここはライドに話してもらって船長がみんなに語る感じのほうが良かったんじゃないかなーと思いました。
いちいち出てくるたびに物語の流れが途切れるのでいなくても良いというかいないほうが良かった。

賞金稼ぎ3人組。
キャラ付け的にも本気になったときに圧倒的強さを誇るたまが格好いい的にもとても好きなんですけど、海賊団に敵対するのか味方するのかのあたりとかキャラぶれっぶれだし、彼女らがいなければ最終戦においてもう少し海賊団連中が出張れたのではないかと思うので別にいらないのでは? と。今まで海賊団の武器にはなかった銃をメガネが手に入れるために、とでも考えたら良いのかな。でも彼女たちがいなかったら、多分新入りかシャモが最終戦でアダムと無理矢理な戦いをしてなんとか勝利するみたいな展開も見れたのかなと思うと残念。キャラはこの話のなかではかなり好きなほうなんですけど。

とりあえずこの辺りは別にいなくとも物語進んだし良かったんじゃね? と。
キャスト一覧見た感じとにかく人放り込んでだれかしらのファン連れて来いとでもいうような感じなのでまあ戦法的にはこれであってるのかもしれないですけど、多すぎ。

 

キャラについて

いたるところでボロクソ言ってますが、話を考えずにキャラだけ見るぶんには面白かったです。

賞金稼ぎの三人組は脚はあがるわアクション格好いいわ、とくにたまが小さいのにくるくるぴょんぴょんとすごく格好良かったし可愛かった。女のくせにと馬鹿にされたところでぶちきれて、可愛さかなぐり捨てて弥生守りつつも一気に動くところなんて最高でした。
あんなに小さいのによく動けるなとおもうぐらい本当に動きがすごかったです。役者さんすごい!

レナはとにかく可哀想だなーと思います。
本人はよく知らない理由で外に出るのを禁止され、しかも理由を説明すらされず、恋人(仮)と共に逃げようとしたらその友人から斬り殺されかけ、その後肉体を安定させるためとは言え自分のせいで大量の人体実験が繰り返されていたってどうよ……。
これでローサまでが人間だったらこいつひっでえな! となるところですが、ローサが精霊なのでそこまではなりませんでした。でも面倒くさいお嬢さんだなあとは。
レナが目覚めるシーン、待ってお前そのわけわからん理論でいいの、精霊と人間は手を取り合ったかもしれないが人間と人間は殴り合い斬り合い、お前も人間によって斬られたって話を聞いたばっかだろ!? と突っ込みたくなりました。ちょっと単純なのかもしれません。

カール学士はいなくてもいいけど外見がとても好みでした。
カール学士にかぎらず外見がすごく好みなキャラが何人かいました。ドクターとメガネなんですけど。カール学士はそれに加えて通常で軽く狂ってるような雰囲気が好きでした。
エンビディア博士に平手打ちされた時は大騒ぎなのに海軍三馬鹿になんだかんだされた時はぶちきれるって何なんだろう。面白すぎか。
ただ、なんで最後にマカオがカール学士に見つかったらやばいと言ったのかがわかりませんでした。精霊の力を悪用して何かしようとしたわけでもなく、ただ本物の精霊がいたからその能力を見ようとしたという程度で精霊を利用したかったというレベルですら無い。やっていることはエンビディア博士(とその上司であるアルベルト中尉)よりずっとマシのはずなのに何故と思います。

アダムとイブのコンビは個人的にとても可愛いなと。
一人勝手に自己に酔って暴走するアダムと、それを褒め殺して美味いことやってってるイブが面白かったです。今後もこうやってうまいことアダムをイブが懐柔してやっていくのだろうなと。適当におだてりゃなんとかなるだろとでも言いたげな雰囲気が最高です。

アルベルト中尉はとにかくお兄ちゃんだなと思いました。
公私混同も甚だしい、妹が現在海賊をしている男に殺されたと思っているから海賊に関しての法律を厳しくするだとか妹が海賊になったらあっという間にそれを緩めるだとかとてもコロコロ変わるしお兄ちゃんであることが海軍中尉の前に来ている人だなと思いました。多分そこが好きな人は好きなんだろうなと思うけれども個人的にはとても嫌い。エンビディア博士が人体実験を知っていることは当然その上司たるアルベルト中尉は知っているのだと思ってたのですが、人体実験だのなんだのの人を死なせた分の償いは全てエンビディア博士が持って行って、アルベルト中尉はのうのうと生きて妹のために(一応海賊に対しての個人的悪感情が溶けたこともあるだろうけれども結局個人の感情で変えていることには違いがない)法律を変更するのはどうかと思いました。

メガネはキャラ付けが好きでした。頭でっかちの子が銃を受け取ったことで一応戦えるようになる、そしてそれを向ける相手が仲間であったマカオであるというのが。
ただ前述のようにお前最後に海軍でいいの? ねえなんで海軍なの? とは思いました。アルベルト中尉の人脈範囲が狭く彼ぐらいしかろくにエンビディア博士の残した研究内容を理解できる人間がいないとかそんな残念な話ではないと思いたいです。結局彼は何が知りたくて、どんな夢があって海賊団にいたんだろう。

ベヒモス大佐、物語の薄っぺらいNo.1賞あげたい。総統になりたかったのはわかるけれども、その理由があれまでの流れを見ているととりあえず上の階位になりたいから以外には何も見えませんでした。それだけのために海賊団に部下潜入させてるし、何がしたかったのだ。総統になりたかったんだろうけれども。
黒幕と思いきや黒幕ほどの出番もなかったのでとても残念です。

マカオは、これまでメガネとマカオにアクションがなかったのはこのためだったのかーと思える最後のアクションっぷりで良かったです。マカオ役藤田さんが今回の目当てだったのでまあ良いもの見れたかなーと思いました。突然のソロにオカマ演技に最後の一転してのアクション。元々スパイキャラが好きなので、ポジション的にはとても美味しかったです。
メガネの攻撃に観念して彼の手をとったときの心情が全くわからないのでなんともいいがたいんですが、あれ攻撃をある程度断念する理由として相手がずっと仲間としていたメガネだったからとか彼の夢を思う気持ちに負けたからとかそういうのがあったらいいのに。うごき良いのに三人相手に全然倒すことすら出来ずに残念な軍人さんという印象が残りました。うごき良かったのにね、本当に残念。酒場でのマイク持っての歌だとか楽しんでる様子もあったんだから、だから海賊団たちやメガネに対しては本気を出せなかった……とかならわかるんですが。
結局彼があの海賊団の中で何を考えていたのかすらわからないのが勿体無いです。あのオカマキャラ楽しんでたの?ぐらいは知りたかった。



総合して、うーん……という部分も多いけれど、見ている最中はある程度楽しめました。
今回はキャスト先行で取ったおかげでサイン入り写真も頂けて嬉しかったです。あとA列がなかったおかげで思ったより前で嬉しかったです。

今まで行ったことのある舞台の中でもかなり男性が客層に多かったです。今までで一番多かったのはおれの舞台かな、あれは多かった。キャストだの脚本だのがスーパーヒーローだからなのもありますがw

シアターサンモールは2度めなのですが、今回もやっぱり結構迷いました。小学校のすぐそばと思って地図をなんとか頼りに歩いて行った感じです。
前回ここで見た舞台も物販ちょっとこれどうよ……って感じだったので、ここである舞台は今後もちょっとお値段気にしそう。

 
 

  あと、物販に藤田玲さんのDustzのこれが売ってた。

S#0(シーンナンバーゼロ)

S#0(シーンナンバーゼロ)

 

 物販で買うと写真一枚ついてくるよーとのことでしたけど映画館で涼邑零入りのやつ買ったからなあと結局やめときました。

 

劇場について

シアターサンモール。行くのは多分2回めです。最初に行ったのがケーダ舞台なので物販お高いなーと思ったのを覚えています。今回もお高いなーと。そういう劇場なのかな。
毎回何故か新宿駅から歩くので駅からの近さはわからず。前にコンビニ、近くの角に牛丼屋があるので、観劇前に腹を膨らますには最適です。
手前にもうひとつ劇場があるので場所を間違えかけること多々あり。地下にあるのでわかりづらいのもあるかも。

劇場内は少なくとも私のガラケーは圏外になります。入った瞬間になるので何かしてあるのかも。観劇中のバイブだのが嫌いなのでありがたいです。
地下に続く階段を降りて左側に物販。
椅子は硬くもなく柔らかくもなく。可もなく不可もなしというかんじ。

今回は一桁前半の座席だったので観やすかったです。前回がほぼ一番後ろに近い位置でしたがそれでも劇場自体がそこまで大きくないこともあり、見づらいということはありませんでした。劇場としては嫌いじゃないタイプです。

 


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寿里&汐崎アイル!2/11~上演の舞台『ユメオイビトの航海日誌』ビジュアル②


イケメンな海賊&海軍画像をUP!高木万平主演舞台『ユメオイビトの航海日誌』が上演中

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