日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

今週のお題「夏に読みたい1冊」

今週のお題「夏に読みたい1冊」

 川上弘美「離さない」

くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞。 

多分高校の頃に教科書で読んだ話。夏とあまり関係がないかもしれないんだけど高校のシンクロ部が「離さない」とポスターに書いてたので自分の中では夏。

他の人が夏に読みたい1冊というわけではないんだろうけれど、自分の中では夏と結びついている。

 

内容としては、一言で表せば人魚に魅入られた人の話っていうのか。知り合いの取ってきた人魚に魅入られ引き取って、それを風呂場で泳がせるうちに風呂場が生活の中心になり風呂場から出られなくなる話。

教科書で読んだのでそれ以外の小説は読んだこと無いんだけど、未だにこれのラストの「離さない」という言葉が忘れられない。爽やかというよりもぞっとする。怪談くくりと思えばまだ夏にふさわしいかも?

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