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日々放置プレイ

読んだ本と見た舞台の感想

魔王さまと行く!ワンランク上の異世界ツアー!!2 (HJ文庫)猫又ぬこ

★★★★☆ 読書 読書-ライトノベル

旅好きな魔王・結城颯馬が主催した魔界ツアーを心から楽しんだ女騎士たちは、颯馬と行く新たな旅を心待ちにしていた。さらに今回から、ソレイユとパルフェという2人の女騎士が新メンバーとして参加。魔界ツアーに最初から大興奮するソレイユとは違って警戒心をむき出しにするパルフェだったが、颯馬のまったく自重しない「おもてなし」にたまらず骨抜きにされていく。さらにダイエット中だったはずのミュンデとティエラのお腹も、颯馬がくり出す海の幸や山の幸で満たされていき―。

前の巻の感想はこちら

morelovelike.hateblo.jp

 旅行、ラブコメ?、ファンタジー。
 旅好きな魔王様主導による、魔王国領に女騎士様いらっしゃいツアー第二弾。

 今回も相変わらず面白かったー。
 今回ゲストで旅に参加したのは、アウトドア派の少女とインドア派の少女。友人でありながら逆な趣味の二人は最近微妙に仲がぎくしゃく。しかしそんな二人の仲の微妙さも旅が解決してくれる! というタイプ。

 魔王様が旅好きだからこそ、どこへ行くのも案内するのも楽しそうで良い。
 インドア派なんてどこに連れてくのかなって思ったら温泉か! それはインドア派でも好きなタイプはいるよね(わたしは嫌いです)。温泉が好きなタイプの子で良かったね魔王様! というか、相手の情報がそこまで無い状態でも、相手が好きそうな場所に連れていけちゃうツアコン精神がすごい。

 前回からそうだけど、楽しい場所に連れて行ってもらって、美味しいものも沢山食べて、友達と一緒に遊んだら、そりゃ良い思い出も沢山になるし、批判的な感情も薄れちゃうと思う。
 アウトドア派の子とインドア派の子が一緒にアスレチック設備的な場所をやりきったあたりがすっごい良かった。自分でも出来た、ってすっごい大きな自信にもなるし、それを一緒にやった相手とは好感も上がるよね。

 気になるのはこのままぬるぬるとただ女騎士を全員味方につけていくだけなのかなというあたり。前回も今回もそのあたりは全然変わらないし。ギャルゲのように、ヒロインの微妙にコンプレックスになっている部分や悩み事を旅で解決! ついでにこちらの国も楽しみに思ってもらって万々歳! で終わらせるには話としてきつい気がするんだけれど。一応敵側についてた子も今回で味方になっちゃったし。ツンデレしててもどうせ次の巻では旅行で出れちゃうんだろうなという気がする。
 次回ゲストっぽい子もどうやら魔王様に対してぞっこんの子と現在魔王側についてる女騎士にぞっこんな二人なので、うまく波風波乱は起きるかな? それともこのぬるぬるテンションで行くのかな? と気になる。ただの絆され小説よりも、もうちょっと何か波乱が欲しくなってきた。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1 (HJ文庫)手島史詞

★★★★★ 読書 読書-ライトノベル

悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。そんな彼が闇オークションで見つけたのは、絶世の美しさを持った白い奴隷エルフの少女・ネフィ。彼女に一目惚れしたザガンは財産をはたいてネフィを購入するが、口下手な彼はネフィにどう接していいかわからない。かくして、愛の伝え方がわからない魔術師と、主人を慕いながらも訴え方がわからない奴隷、不器用なふたりの共同生活が始まる。

 表紙でもしかして青年少女モノかな? と思ったけどそんなことはなかった!
 なかったけどものすごく良かった!!
 ファンタジー、魔法、奴隷、初恋、ラブコメ

 恋愛慣れしてない者と自分の状態故にうまく近づけない子が微妙な距離感でもだもだしちゃうの可愛いなあw
 椅子がない魔王城で、食事の時間に立ってる奴隷少女に対して「座ればいい」「でも場所が」「ここがある」と自分の膝を示してから、それって密着しちゃうじゃん!? 自分なに言っちゃってんの!? と慌てるザガンがめちゃめちゃ可愛い。
 互いに意識はしている、でも適切な距離感をうまく選べない、ということでわけわからん距離感でドキドキしあっているのがミてて本当に可愛い。読んでて悶えるw

 もちろんザガンからの一方的な恋じゃなくエルフ少女のネフィからもちゃんと好意があって、自分を助けてくれて奴隷身分から開放してくれそうな彼に対して、なんだかほっとけないから一緒にいてあげたい、この人たまにちょっとやばい(生活能力や日常的なあれこれが)けどなんだか可愛いみたいに思ってるぽいのが読んでてわかってすごく可愛い。良かったねザガン愛されてるよ!

 読みながら二人とも頑張れ頑張れ、もう末永く爆発しろw と思ってしまった。

 この世界に本来は存在しないっぽいはずの魔法を使ったネフィに対し、

「ご主人さまは、わたしが、不気味だとは、思わないのですか?」
「なんで?」
 最近は少しずつだが表情らしきものも浮かべてくれるようになって、ますます魅力的になっているのだ。どこか不気味な点などあっただろうか。

 この反応は恋は盲目レベルが高すぎて読んでて笑ってしまった。もうお前本当に駄目だろ。

 1とあるので今後も続きがあるんだろうなー、すごく楽しみ。
 微妙に気になったけどタイトルほぼ全て嘘だよね。魔王の俺が(←物語開始時まだ魔王じゃない)奴隷エルフを嫁にしたんだが(←嫁にはしてないどころか恋人もまだ!)、どう愛でればいい?(←もう十分愛で過ぎてるよ!!)